本日は高瀬敦也さん著作『スキル』を紹介します。
この本はもとやまさんと言う本を年間300冊読む人が紹介していた本で、TV業界という私と全く違うジャンルの方の書いた本と言うことで、興味深く読ませてもらいました。
https://x.com/ysk_motoyama/status/1710060473314345201?s=46&t=fgK1alCEi2OBd0de2ThLeA
高瀬さんは1998年にフジテレビに入社。
「逃走中」「ヌメロン」「有吉の夏休み」などを規格。
その後2018年に独立し、動画制作、事業開発/商品企画/広告戦略のアドバイザー、そしてコンテンツ製作及びオンラインサロン「コンテンツファクトリー2030年」を主宰しているそうです。
目次
第1章 人を動かす
第2章 武器を持つ
第3章 身を守る
第4章 自由になる
①情報収集力、市場理解力
高瀬さんが考える情報収集のコツは、浅く広く取ることだそうです。
何故なら浅く広くたくさんのことを知っている人が今は希少だからだといいます。
今世の中には、たくさんのコンテンツがあり、小さな情報がSNSを通じて沢山流れて、パーソナライズ化しているため、自分の好きな細かい領域の情報が集まるため、人はどんどん専門的になるそうです。
従い、この専門家は、他の物事はあまり知らないことになるというのが高瀬さんの主張です。
また、情報収集するに辺り、自分ひとりでやらずに人に頼り、人から集めることをお勧めしています。
具体的には、知人や友人に、「最近すごいと思ったことあるか。」
「いいなと思った人いる?」
「面白かった本とかマンがある?」
「美味しくて安い店知らない?」など聞けば、相手が丁寧に応えてくれる。
更に、相手が自分のことをそれなりに知っている人なら、「私が知っておいた方がよさそうなことある?」
「最近こんな気分だけどおススメある?」
このように今の私にとって必要なことは何かを聞くことで、より一層高い精度で編集された情報が得られるそうです。
情報を浅く広く拾い、深く知るためのアンテナを広げ、人との会話を通じて編集した情報を得る。
そうして結果的に楽しく情報を集めて情報を持っている人になっていくことが情報収集力というスキルだといいます。
また、市場理解力をつけるにあたり、市場はミズモノで一分一秒ごとに代わっていくため、これってこうだというように決めつけるのは短期的に不可能であること。
市場は人の気持ちなので、人の関心は1つのニュースで代わってしまう。
それは次のニュースがあるまでだそうで、高瀬さんは、市場を理解するためには、「そこまでに至るストーリー」と「世の中の空気」を感じること。
その動きを波や流れで考えるそうです。
つまり、流行りが終わった後、しばらくすると似たようなものがまた流行る」という波。
もう一つは派手の後は地味、明るいの後には暗い。
角ばったデザインの後には、丸みをおびた形など相反するものが流行る現象だそうです。
更にもっと引くと、大きな波で動いているのが分かるそうで、ビジネス書で言えば、ビジネス書が売れる時期と売れない時期という波。
自己啓発物が売れる時期とテクニカルなものが売れる時期。
更に力強いメッセージが求められたり包容力のあるメッセージが求められるといった波もあるそうです。
こうした「人の気持ちで動く市場の流れ」を感じたことがある方は、自分の中でそろそろ終わるという確信があるときほど、世の中はなぜかそれに気づかずにいて、疑問に感じることがあるのではないかと問いかけています。
自分が市場を読めているのは、その物事が好きだったり得意なので、「無意識的に必要な情報が集められていて、適切な判断が出来ている」
好きな物事に対しては、自分のアンテナが貼られているので簡単に情報を拾える。
また自分以外のユーザーとも日頃から情報交換出来ているから、界隈の生生しい空気を掴めている。
では、自分が好きではない物事や、もっと大きな範囲の空気はどうやってつかむのか。
これが結局のところいろいろな人と話すことだと高瀬さんはいいます。
その対象は、小学校や中学高校時代の古い友達と話すだけでも流れを掴む事になるといいます。
その際、外的な事実に触れることに加えて、内的な気持ちにも触れることで、変化のプロセスや現状に対する気持ちを聞いてみれば、出てくる情報は山ほどある。
情報は「感情を伴ったものにこそ高い価値」があり、「様々な集合が市場」。
その生々しい感情に沢山触れ「事象に対する感情を収集する事」それが「市場理解力」というスキルだと高瀬さんはいいます。
②やりたいことを言う力
やりたいことを語ってください。
口に出して伝えてください。
これだけでビジネスはもちろん、色々な事がうまく行くそうです。
ほとんどの人は、自分のやりたいことを口にしない。
やりたいことは大それた夢や将来のビジョンである必要はなく、「沖縄旅行したい」「マンガ喫茶でだらだらしたい「身体を気にせずラーメン替え玉まで行きたい」。
やりたいことを言うだけで、他の人から一歩抜きんでることができる。
高瀬さんは、あるときから実現する可能性を無視して、とにかく「やりたいことを言いまくる」ことにしたそうです。
知り合いや友人に会うたびに口にする。
すると「同じようなことをやりたい」と考えている人から声が掛かってきたそうです。
人が集まってくると実現可能性が高まる。
実現可能性が高まるとお金も集まりやすくなるそうです。
その一例として高瀬さんがADEL33というゲームバラエテイの企画をやりたいと会う人会う人に話していたところ、予期せぬところから「そういうのやってみたかったんだ」
「おもしろそうだから手伝うよ」
と連絡が来るようになり、企画が動き始めたそうです。
その経緯をSNSで報告しながら、本当はもっとこうしたい、これが出来るようになればもっと良いものになると言っていると、
「こういったものならタダで提供できますよ」
「お金がボトルネックならスポンサーするよ」
という人も現れ、結果としてADEL33が有名人が多数出演する大きなスケールで実現したそうです。
つまり、高瀬さんが言いたいのは、「やりたいことを言う人」が極端に少ないからとても「目立った」そうです。
更にいつもやりたいことを言ってばかりいたので、最近では自分からやりたいことを伝える前に
「これからどんなことをしようとしているの?」
「今、何に興味あるのか」
「どんなことを企んでいるのか」
と訊ねられるようになったそうです。
つまりやりたいことを言い続けていると、やりたいことがどんどん仕事になっていくそうです。
尚、高瀬さんはやりたいことのストックが数十個あり、そのうち2-3個を話しているそうです。
一般的な自己紹介が「過去」を語るフォーマットで出来ていますが、やりたいことを紹介すると、同じ未来に向けたコミュニケーションができるそうです。
過去の話は、すでに完結していますが、未来の話は他者が入り込む余地がある。
仮にやりたいことが一致しなくても、相手は応援したい気持ちになったり、わくわくしたりする。
やりたいことを語るということは、未来を語るということ。
未来を語る人には可能性を感じる。
すると自然に情報と人が集まる。
集まった情報と人は、やりたいことと直結していなくても、自分の資産として力になる。
それがやりたいことをいう力というスキルだそうです。
③リーダーシップについて
リーダーシップをとる上で、一番の武器は「愛されること」だそうです。
組織より個人が強い時代で、組織が個人のための存在になりつつある。
そのような中で組織の推進力になるのは個人としての動機や心持だと高瀬さんは言います。
「あの人についていきたい」
「あの人のために働きたい」
という動機は個人に紐づく感情です。
この個人の思いが組織のエネルギーになる。
欠点や恥部は愛されるための武器になる。
自分が欠点だと思っていることは、他人にとっては驚くほど「どうでもいいこと」だそうです。
「欠点をさっさとシェアする」ことがリスク回避にも繋がります。
自分の良いところも悪いところもさらけ出して、チームのメンバーに自分はこういう人だと知ってもらうことはとても健全で、メンバー間でも「自分がネガテイブだと感じているところ」を共有できるとチームとしては理想的だそうです。
リーダーに求められるのは、「こうありたいリーダー像」に寄せることではなく、自分をよく知る事だそうです。
「自分がどう思われているか」聞き、他人から見える自分を意識し、その欠点も含めたキャラクターを愛してもらって、そのキャラクターに期待されているリーダーとして行動する事。
これが今の時代のリーダーシップ力というスキルだそうです。
④甘える力
高瀬さんは、「人が1人でできることは限られている」。
しかし、それでもほとんどの人は、まず「自分一人でスタート」し、「なるべく自分でやって足りないところを他人に頼ろう」とするそうです。
一方、なにかをする際に「必ず誰かに甘える」つもりでスタートすると、自分のキャパシテイを考えずに済むこと。
自分では気づかなかったアイデアやヒントを得られることを伝えています。
実際に人の能力というものは、「周囲にいる人たちの能力を含めた総合力」で、有名な建築家は沢山の建物をつくっているし、有名な料理人はお店を開いてたくさんのお客さんをもてなしている。
しかし、その有名人の個人の能力で完結していることはあり得ず、アイデアやノウハウも周囲の人が提供している場合が多くある。
また、人を巻き込んだ仕事は、結果として個人のノウハウや財産にもなっていく。
尚、何か人に頼み事をするとき「インセンテイブや条件をつけて合意を得る」のが一般的なビジネスマナーであることを理解しておくことは大前提です。
従い、甘える時は「私はあなたに甘えさせていただいています」と明示することが重要だそうで、
「私はあなたを必要としています」
「あなたと継続的な関係を構築したい」「元々あなたとは良い関係ができていると考えています」
という意思表明だそうです。
「甘える甘えられる」の関係からは、余計な損得抜きに一人では産まれ得なかったものがこの世に放たれていくことになります。
甘えることで人との結びつき、社会との繋がりは多く太くなる。
これは自分の心にゆとりを生むことになり、いざという時の心の支えになるそうです。
⑤褒め力
とりあえずなんでもいいから誉めましょう。
褒めていればお金が入ってくる。
褒めるところがどうしてもなければ、「なんかいいオーラを感じます」とかそんな適当なことでもいいそうです。
「とにかく褒めるところを探す」ことを続けていくと「良い部分」を探そうとする癖が着く。
自分なりに言語化して褒めることは、世に受け入れられている理由を知ることに繋がるそうです。
特に商品開発や広告宣伝の仕事において、「物事をポジテイブな視点で考察できている人」は必ず重用されるそうです。
何故なら、殆どの人が、世の中の物事を分析するときネガテイブな要素を取り上げる傾向があるからだそうです。
また、そもそも日本人は人を褒めないシャイな国民性ですし、褒めるという行為が上から目線で僭越だという感覚もあり、褒めていたとしても褒め方がとても奥ゆかしくなる。
従って、分かりやすく褒めているだけでとても珍しい人ということになるそうです。
⑥人脈力
人脈は生ものなので、実感がたてば食べられなくなる。
従って無理して関係を維持する必要はない。
ビジネスにおいて力を発揮する人脈は「今」「頼るに適した人」が「どれだけいるか」と考えるそうです。
そこで高瀬さんの考えとしては、誰かを追うのではなく「追われる人になること」だそうです。
「自分と繋がりたい」と多くの人が思ってくれるようになれば、沢山の人脈ができるそうです。
もう一つは「今、目の前や周囲にいる人を大切にする」ことです。
「身の回りにいてくれる人」を兎に角大切にすることが、自分の人脈となり、人から繋がりたいと思ってもらえる人になる近道になるそうです。
⑦好きと言う力
好きな人には「好きだ」と言葉にして伝える。
日本人は言葉によらない意思疎通でコミュニケーションをする文化は、和を重んじる日本人の誇るべき特徴だと高瀬さんは考える一方、
「あなたに好意を持っています」という気持ちが相手に伝わっていないことが多い。
何故なら受け手である相手方も「自分のことなんかを好きだと思ってくれない」と奥ゆかしく考えるからだそうです。
例えば誰かと会食したいとする際、最強の口説き文句は「貴方のことが好きだから一緒に食事をしたい」です。
「私はあなたのことが好きだからビジネスをしている」と相手に伝えることは、自分の「そのビジネスに対する覚悟」を表明していることになります。
また、自分のことを好きだと言ってくれる人とは、今、何も起きなくても、1年後や10年後に、素晴らしいビジネスパートナーになれる可能性がある。
成功者と言われる人ほど、物事を長期的な視野で考える能力があることは歴史が証明しており、長期的な価値を生む可能性を秘めている。
「好き」を言葉にすると、理屈を超越した覚悟を相手に伝えることができるのはもちろん、自分のビジネスに対するスタンスも明確にできると高瀬さんは言います。
⑧進行力
高瀬さんがいうには、何かやりたいことや任せられた仕事を能動的に進める力=進行力。
その進行力が一般的に足りない人が多いとみています。
「実行力」、つまり「進行力」の積み重ねが進まない理由として、些細な理由だといいます。
「他の仕事が忙しい」
「面倒だった」
「言ったつもりだった」
「まだやらなくてよいと思っていた」
ことが多く、とにかく「進めること」を意識するだけでビジネスシーンにおける自身のプレゼンスが上がる。
「どんなことがあってもとにかく物事を進める力がある」ことをアプールするだけでびっくりするような好反応が得られるそうです。
⑨営業力
一般的なビジネスシーンでは、仕事は2つしかない。
「何か価値をつくって世に問う仕事」か
「すでにある価値の助力になる仕事」。
そのどちらも成功の鍵は営業力にあり、どんなコンテンツや商品をつくるときでも、「つくることよりも、伝えることや売ることに力を注ぐべき」と考えているそうです。
つくることも大変ですが、それを世の中に出すことの方がはるかに難しいからだそうです。
つくることに時間もお金もかけがちだが、本当は「伝え方や売り方」に時間を掛けるべきだと考えているそうです。
もっと言えば「売り方を考えて、つくる」ような順番でも良いぐらいだそうです。
また、すでにある価値の助力になるという仕事の成功の鍵も、その部材や人材が優れていると知ってもらうことが大切です。
例えば世の中に必要とされるものが変わっても、営業力があれば商材を変えればいいだけだと言います。
この営業力を備えるには、ちょっとした日常的な行動をこれは何かの営業になっているかもと捉えてみること。
クライアントへのプレゼンや会食の場所選びなど、なぜ自分がそうしたいと思ったのか。
なぜ良いと思ったのか。
そしてそれがなぜ相手にとっても良いことなのか。
魅力や理由を少しだけ考えることで、仕事や日常生活の中で、これって営業してるなと思えた時、そのときの経験がどんな場面でも活かせる営業力に昇華していくそうです。
⑩信用力
高瀬さんがあげるこれからの時代の信用力の構成要素として、
一つ目は成功失敗の如何を問わず、何度も行動に移している人。
動いている人は必ず失敗の経験があり、失敗してひどい目にあったり、恥ずかしい思いをしたとしても、そういう経験も含めて何かやってみた話は、その人が未来に何かを実現させる力を持っていると感じさせ、信用に値するそうです。
ビジネスパートナーとしても、ひとつの大きな成功をした人よりも、小さくてもたくさんの挑戦をしている人の方が組みたい相手と思われるそうです。
二つ目は未来志向の人だそうで、一緒にいるとワクワクする。
何か楽しいことがあるかもしれないと感じさせる力は立派なビジネススキルだそうです。
三つ目は自由度の高い人だそうです。
今スピード感を持って物事を動かしている人たちは、フリーランスの人に積極的に声をかける傾向があり、速くて責任が取れる人、つまり自由度が高い人だから信用されることになるそうです。
つまり成功か失敗かはともかく「たくさんのチャレンジができる」実績を持って過去の自慢話よりもワクワクするような未来を語り、「責任感とスピード感」を持ってできるだけ「自由に動き回る」
それがこれからの時代の信用力というスキルだそうです。
⑪コンプレックス力
強い向上心は、コンプレックスがエネルギー源。
コンプレックスを原動力に向上するというのは、凄くポジテイブに捉えているそうです。
実際、高瀬さんよりもはるかに社会的に力があり、お金持ちで尊敬を集める知人も皆深いコンプレックスを持っているそうで、彼らが尊敬されるビジネスパーソンになった理由は、コンプレックスを利用してきたからだそうです。
極端に言えば、コンプレックスを感じるたびに「この感情は自分に富をもたらすのだ」と考えると良いそうです。
また、発信そのものが負のエネルギーの放出だと言えるそうで、何かを世に放つということには、大きなエネルギーが必要で、それは正のエネルギーだけだと足りない。
自分が劣っているから劣等感があるのではない。
どんなに優秀に見える人も劣等感を持っている。
目標があれば、劣等感があるのは当然。
この劣等感はあって当たり前のものとして、行動するのに必要なエネルギーとしてポジテイブに付き合っていくことが、コンプレックス力というスキルだそうです。
⑫なりたい自分になる力
なりたい自分になるには、「そういう相手が多くいる環境に身を置くこと」がチャンスを増やすことになる。
このように目的への最短距離をとる上で、「環境を選ぶこと」は合理的で自分を鼓舞するためにも大切だそうです。
なりたい環境に身を置くということは、「なりたい自分の正しい情報が手に入る」ということで、まずはその環境に身を置いてみる。
すると正しい情報が入ってくる。
何か願いがあるのならしっかり願うべきで、願わないとかなうものもかなわない。
願いがあるのなら叶えようと動くこと、まずはなるべく近い環境に身を置くことが良い。
そうすることで願ったことの結果が出る。
その結果があれば、「次の自分」を知り、どんな結果でも次へ進める。
これが「なりたい自分になる力」だと言います。
⑬未来を知る力
高瀬さんが最近感じているのが「時間は未来から過去にも流れている」という量子力学にもある考え方だそうです。
一般的には「今起こっていることは過去に原因がある」と考えますが、「今起こっている出来事は未来の現象の影響を受けている」という考え方だそうです。
仕事でも「こんなことやりたいな」とか「面白そうだな」という感覚も、「未来の自分がやっているから、そのヒントが今の自分に興味として提示されている」と考えられる。
さらに強烈に「やらなきゃいけない気がする」と感じている時は、「確実に未来に導かれているような気」になったりするそうです。
仕事でもなんでも、「無駄だったな」とか「失敗したな」とネガテイブに感じる出来事は沢山ありますが、「未来の自分を形成する、その道筋に誘導するヒント」と考えれば、大事な時間や経験とポジテイブに思えるそうです。
⑭結び力
最後に高瀬さんが持って来たのは結ぶ力。
つまりビジネススキルを高めるとは自分と人を結ぶこと、人と人を結ぶこと。
すべてのスキルの力の源。
それを結ぶ力として纏めています。
⑮自分の所感-一般のビジネス書とは違う不思議な感覚
高瀬さんの本を読み、よくフジテレビを辞めて、独立してやっていらっしゃると思う反面、どうやってフリーランスとしてお金を稼いでいるのか。
独立した後、何を夢や目標として仕事をしているのかという観点で興味深く読みました。
この本で書かれている「人との繋がり」からしか仕事は生まれない。
やりたいことを公言することで、夢を実現させていこうという強い思いがよくわかります。
また、テレビ局では、企画をして、様々な情報収集や、関係者を活用してプロジェクトを企画、遂行していく。
そのスキルを整理するとともに、独立後に身に付けたプロジェクトや企画の立ち上げを通じた、新しいスキルを紹介しています。
私が特に面白いと思ったのは、情報収集は、人から収集すると考えること。
また、市場理解力は、常に事実と人の感情が動く波を掴んでいくという考え方です。
実は、Xにて、書籍の紹介をしていると、特定の本の内容に拘った意見ばかり伝えたり、専門分野のことばかりを伝える方が多いですが、幅広く様々な知識を身に付けることが、凄く大事であることを改めて感じました。
その他も、様々な興味深いスキル「逃げる力、頑張らない力、稼ぐ力など」を記載しています。
是非この本を読んでいただければと思います。