10月22日(日)に箱根/芦ノ湖まで行ってきました。
先日のインドの方が日本の観光地を見て、どういったところに興味を持ったのか、観光地としてどんなところが良いのか体感して見たかったからです。
東京から車で約2時間。
東名から小田原厚木道路、箱根新道、旧東海道などに入りながら、芦ノ湖まで行きました。
芦ノ湖-海賊船乗船から大涌谷までは1パッケージ
芦ノ湖の海賊船は、大体30-40分に一本。
出発10分前に乗船し、必ず定刻通りの運航というのも、日本らしいと笑ってしまいました。
この海賊船を運営する箱根観光船株式会社は、コロナで正に大打撃を受けていましたが、直近の決算で黒字になり、一息ついているのでは思います。
海外の方にとっては、景観も綺麗で、水も透き通っているところを、綺麗な船で運航できるところ。
そして、大涌谷の活火山がロープウェイで簡単に訪れることができる場所として、この日本では当たり前に感じる自然の雄大さというのが、海外の人にとっては、凄く印象的なようです。
以下は、Japan Endless Discoveryが出版しているHAKONEというパンフレットですが、Must See in Hakoneという見開きで、富士山を中心に、駒ヶ岳、芦ノ湖、十国峠、三島スカイウオーク、大涌谷などの自然が特に取り上げられていました。
雰囲気は最高!あとはキャパシテイ
観光船、芦ノ湖周辺は、6割日本人、4割が外国人観光客といった感じでした。
芦ノ湖周辺の観光場所として、箱根駅伝ミュージアム、箱根の関所など、日本人にとってなじみ深いものもあり、楽しめます。
一方、食事処としては、ワカサギ料理やソバなど伝統的な日本料理のお店、更に私達が入ったあしのこ茶屋では、洋食、そしてハラル対応のメニュー表示はありました。あしのこ茶屋|箱根ナビ (hakonenavi.jp)
しかし、コロナの影響もあったのか全体的にお店の数は多くはなく、ベジタリアンの方の為には、別の場所への移動が必要なようです。
以下は、インドの方用にガイドをされている方からの富士・箱根で食べる際のインド料理やの情報です。
御殿場INDIA – 本格的なインド料理のお店 (gotembaindia.com)
また、箱根に行くには、箱根登山鉄道、箱根ロープウェイ、そして国道一号線や箱根新道を活用する車という選択肢があります。
一方、箱根湯本、大涌谷付近は渋滞するため、箱根新道や旧東海道を使って芦ノ湖まで行き、そこから観光船、ロープウェイを使って大涌谷に行く方が効率的なようです。
【箱根へ車でGO】3つの渋滞スポット、知らなきゃ地獄|ゆーたろうっち (yutaroo.com)
自然環境などは最高。あとは、沿線のお土産物屋やレストラン、ホテルがもう少し充実すると、更に観光地として栄えると思いました。
インバウンドは、これから10-20年のトレンドでずっと伸び続けます。
何故なら、日本のように歴史的建造物があり、治安が良く、自然が豊かで、インフラが整っている国は、あまりないからです。
日本の観光地として考えると
もう一つ、日本の各観光地は、その土地の名産品として、お土産物を販売している傾向があります。
例えば、箱根でいえば、温泉卵などです。
しかし、外国人にとっては、ご当地物だけでなく、日本の名産品としてお土産を売っていた方が受けるのではないかと感じました。
ただ、長野県出身の妻に、八幡やの唐辛子を箱根で売ったらどうかと言ったら、総すかんでしたが。
この地域毎に分権しているという点も日本の良さですし、観光地もそれぞれの地域が強くなれば良いのかもしれないと思う一方、お土産物ぐらいは一つに纏まることで、更に強力な土産物屋にとなりえるとも感じました。
ま、これから更に伸びますね。