昨日は柳下裕紀さんによる講座があり、その中でローツェが改めて紹介されました。
Rotzeの紹介-広島県福山市の超優良企業 | すがわら あつし
ローツェは他の半導体メーカーや装置メーカーと共に、この2年で株価も大きく上昇しました。

私自身も、相当期待している株式銘柄で、この数十年の売上高を見ても、業績が右肩上がりというのがよくわかると思います。

また、この1か月で株価が上昇したのは、2027年3月期の決算予測で更なる上昇が見込まれることを発表したことが、起因していると想定されます。

売上の80%超は、半導体搬送装置です。

この半導体搬送装置でも、ローツェは各工程間の搬送装置(OHT-天井走行式無人搬送車、FOUP-ウェハ25枚格納)ではなく、搬送装置から処理装置へのFOUPを受け止め、蓋を開けて、中のウエハを1枚ずつ搬送し、処 理装置へ受け渡す。
処理を終えたらウエハを回収し、次の工程へと再 びFOUPへ搬送する。
これがローツェの搬送ロボット・システムなんだそうです。
2025年度の統合レポートでは、ローツエの搬送設備が他社製に比べて、どのあたりが技術優位性があり、自動化・高クリーン・高精度が求められる最先端の現場で、ローツェの 技術が半導体製造を支えていることを説明しています。
IntegratedReport_RORZE_jp_2025.pdf

以下の図は、FOUPからウエハを取り出す際のドアを取り出す設備(ロードポート製品)だそうですが、このウェハにちりやごみが一つ入っただけで使えなくなることから、「クリーン度」の高さが求められるそうですが、ローツェの技術により、解決されているそうです。


また、1996年から台湾、シンガポール、アメリカ、ベトナム、韓国などに開発、生産、営業サポート拠点を持ち、2000年代には中国、ドイツにも拠点を拡充します。
他の競合他社メーカーがロボット産業から半導体製造機器事業に参入したのに対して、ローツエは半導体搬送装置に特化し、クリーン度と耐久性に着目して製品のコストパフォーマンスを上げてきたこと。
また、競合他社が装置メーカーに販売しているのに対して、ローツエは装置メーカーに加え、エンドユーザーとなる半導体メーカーから先行受注する体制を取ることにより、工程内搬送装置においては、世界シェア70%超を達成しているそうです。

更にベトナムを1990年代の円高対策の主力工場として、20年超投資を続けており、昨年度の決算でも、更に新工場の建設を発表。段階的に工場を拡張する計画を実行しています。

また、更なる事業拡大という視点で、分析装置の自動化を手掛けるイアス社の買収、

アドバンスドパッケージ分野において新たな半導体製造装置の開発を行 い、評価機を半導体メーカーへ納入するNanoverse Technologies社の買収による、装置単体のご提供から、 周辺機器やソフトウェア、保守までを含めたトータルソリュー ション提案へと事業の舵を切っているそうです。
特に成長著しいアドバンストパッケージング市場をターゲットに、ティーチング 支援、搬送ラインの構築、センサーによる自動補正、AI活用に よる予兆保全など、導入後の運用・保守まで一貫してサポー トする体制を構築しようとしているそうです。

以前紹介したAMAT、DISCO、レーザーテックにしろ、エンドユーザーの半導体メーカーと関係を持ち、新しい技術開発にいち早く取り組み、スイッチングコストを上げていく。更に、そのための投資、M&Aも積極的に行っていくことも含めて、ローツェ含め、強い企業はますます強くなりそうだと感じました。
「AMAT」の紹介-半導体業界の超長期に渡るチャンピオンはAMATかもしれない。 | すがわら あつし
DISCOの紹介-半導体向け世界一の「切る、削る、磨く」企業の紹介 | すがわら あつし
レーザーテックの紹介ー10年後には株価どうなっちゃうんだろう! | すがわら あつし
良かったら、ローツェへの投資を考えてみてください。
PS.なお、ローツェのセミコンジャパンへの出展も積極的なんだそうです。
