「ナカニシ」の株主総会に行ってきました!

以前このブログでも紹介したことがある栃木県発歯科医療用回転機器で世界シェア一位のナカニシの株主総会に行ってきました。

過去のブログは以下です。

「ナカニシ」の紹介-栃木県発のグローバルニッチトップ企業 | すがわら あつし

株主総会の議長は、代表取締役の中西英一さんが、仕切っていました。

肝心の事業業績の方は、売上は微増、経常利益は多少減益でしたが、2023年度に買収したDCI事業の当初見込利益に到達できないと判断し、137億円の減損処理を行ったことにより、当期利益は-23億円の赤字になっています。

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一方、営業キャッシュフローは歯科事業を中心に十分に稼げており、投資キャッシュフローに回すだけの資金があります。

ナカニシの稼ぎ頭は圧倒的に歯科事業にあり、従来海外営業拠点拡充による直販体制を強化してきたのに対して、DCI事業買収によるアメリカ歯科事業の需要拡大。

そして、直近伸び率が著しい外科事業への参入、そして海外事業の拡充が、2030年までの目標のようです。

2026年3月には、外科事業を伸ばすために、アクラカット社、インテック社を買収。

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主に米国国内市場で高いシェアがあるようで、アジア等他地域にも展開していくようです。

早速その効果を取り込んだ収益予測も発表しています。

株主総会では、中国競合他社の動向、2023年に買収した会社(DCI,リファイン、イエガー)の動向、そしてイラン情勢の悪化に伴うプラスチック製品の調達など課題はあるものの、DCI事業におけるナカニシ製品の抱き合わせ販売、そして外科事業の続伸など事業拡大を目指す姿勢は良く分かりました。

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栃木県鹿沼市は鹿沼シュウマイ、いちごとにらそばが有名なのんびりした風景の土地ですが、ここからグローバルニッチ企業が生まれているのも面白いと思いました。

(なお、ナカニシ本社に訪問するには、鉄道やバスは1時間に一本しかなく、車は必須ですね。)