本日は、規格外さん著作、実業之日本社出版「すべては言葉からはじまる」を紹介します。
規格外さんは、昨年度にXへの爆発的な数の投稿を見て、どんな人であろうと興味を持ったのがきっかけです。
規格外さんの紹介によって、P.F.ドラッガーの本に出会い、心を動かされ、書評にもしてみました。
そんな彼が、本を出版したということで、これは読んでみようと手に取ったのがこの本です。
読んでみると、やはり彼の人生観が現れた言葉、哲学が色々と出てきて、これは紹介に値すると考えた次第です。
目次
はじめに 序 すべては言葉からはじまる
Ⅰ言葉の力
Ⅱ人生を変える
Ⅲ発想を変える
Ⅳ成果を出す
Ⅴ人間関係を整える
Ⅵ逆転する
①意思決定の基準を決めること
規格外さんの社会人生活のスタートは悲惨だったそうです。
仕事ができない営業マンとして苦労する中、P.F.ドラッガーの「経営者の条件」に出会い、「組織の成果に影響を与える貢献は何か」を自らに問わなければならない。」
この顧客に貢献するとか社会の役に立ちたいと考えたことがなかった中で、「貢献」という言葉を自分の中に持っていなかったそうです。
その後、仕事において「貢献」という言葉が、一つの大きな意思決定の基準となり、少しずつではあるけれども顧客に対するふるまいも変わり始めた。
この意思決定の基準を複数作り、習慣化していくことの大切さを説いてるのが、この本です。
また、規格外さんのもう一つの基準として「仕事と作業の違い」を上げています。
・仕事:一度やれば、永続的に価値を生み続けるもの。
今日かけた労力が明日も来月もさらには10年後にもリターンをもたらし、良い影響を及ぼし続ける営み。
・作業:その場限りで消えていくもの。
一度やったら跡形も残らず、翌日にはゼロに戻ってしまう営み。
メール返信はその瞬間は意味があっても、翌日には同じ労力を注ぎ込まなければならず、積みあがらない性質なので、作業。
一方で、ビジネスの仕組み化を図ったり、商品やサービスを磨き上げるために投資する時間は仕事になる。
この意識して作業はせず仕事をすることに時間を使うという意思決定により、効率化のみならず、自分の人生をどのようにデザインし、形にしていくかに繋がる。
規格外さんは、このように意思決定の基準の一つ一つを明確な言語にし、言葉によって自分を躾けてきたそうです。
毎日日常における意思決定のほとんどが無意識レベルで行われているのに対して、放っておいても勝手に見についてしまうのが「悪い習慣」。
一方、言葉で自分を躾けた先に手に入るのが「良い習慣」。
言葉が意識をすり抜け、習慣的な行動に変わるところまで。
つまり無意識にパターン化されるまで、繰り返し自分に言い聞かせれば行動が変わり、やがて運命が変わり始めることとなるそうです。
自身の行動、さらには人生全体を望ましい方向に変えるには、明確に言葉として示された、高い納得性と説得力を持つ「設計図」や「命令」が必要となる。
そして、それこそが意思決定の基準。
大きくは「自分がどうありたいか」という目標と「そこに近づくには何をどうすればよいか」という具体的なアプローチ。
それらを明確に言葉にする力が求められていると定義しています。
また、「予言の自己成就」という心理学の言葉がある。
①予期する:「自分は成功するに違いない」あるいは「自分は失敗するだろう」と予期したり、信念を抱く
②行動の変化:その思いに沿った行動を無意識にとってしまう
(成功を信じる人は積極的に行動し、失敗を信じる人は挑戦を避ける)
③結果の実現:その行動が当初の予期通りの結果を引き寄せる。
この例からも、規格外さんは言葉の使い方で未来が決まると考えているそうです。
日々、「それは難しい」「できない」と言っている人と、「どうすればできるか」とポジテイブに捉えている人の運命が同じであるはずがない。
規格外さんの極論によれば、脳内で回している「上位10語」が思考の枠組みを作り、選ぶ行動を決めていくそうです。
「前倒し」「複利」「積み上げ」「信用」「信頼」「ご縁」
そんな言葉で頭の中が埋まっていれば未来は末広がりになる一方、
「うざい」「やばい」「だるい」「きもい」「むかつく」といった言葉で世界を切り取る人がどうなるかも容易に想像がつくそうです。
「もう歳だから」とか「自分なんか・・・」と、自らの可能性にふたをする言葉を発してしまう人は実に多い一方、規格外さんは「100歳研究」と名付けて、人生100年時代を見据え、100歳まで心身ともに健康で、かつ経済的にも自立した幸せな状態を維持する方法を探る独自の探求。
70・80際で働き盛りだと思っていれば、精力的に動こうことが出来ると意識できる。
結局、自分自身について、そして年齢に対してどのような言葉で定義してきたかが違いを分けると考えるそうです。
また、人の持つ集中力や考え方は希少な資産で、油断するとあっという間に枯渇してしまう。
だからこそ、正しく行われる「思考の節約」は、複雑な現代を上手く生き抜くための、最も大切な戦略となる。
つまり「意識して考える」ことから「無意識に判断できる」状態へと切り替え、反射的に最善と思われる手を選べるようにする。
そのために
1.シンプルなルールにまとめ(抽象化)
2.質の高い判断基準として言葉にし(言語化)
3.繰り返し使うことで身に着ける(定着化)
しかない。
このプロセスを強力に支援するのが「日記習慣」という名の言語化トレーニングだそうです。
人生をより良くするための決断の精度を高めたければ、日記を書くといいそうです。
②日記を書くことを通して、脳内OS(言葉の定義)を意識的に書き換え、定着させられる
脳内OSをアップデートする唯一の方法は、「言葉の定義を意識的に書き換える」という習慣の確立だそうです。
「面倒くさい=工夫や改善の余地がある」「難しい=成長のチャンス」といった具合に、言葉の定義を自分に力がもたらされるものに置き換えていく。
このプロセスを支えるのが、読書や人との出会い、対話、そして日記を記すことで、良質の読書体験や対話によって、自分のOSになかった定義が次々と追加されたり、更新されていくそうです。
この「言葉の定義を意識的に書き換える」技術が、未来を変えるための最短ルートになるそうです。
また、基準を明文化する最大の意義は、行動の一貫性を維持できるようになる点にあり、言葉として残した基準は、流されやすい自分に対する、強力な命令文として機能するそうです。
たとえば「目先の所得アップより、専門性の獲得を優先する」「投資では儲けることより、破滅しないことを優先する」と腹落ちしていれば、想定外の事態にも慌てずに済む。
規格外さんは、「二度起きた面倒ごとの三度目は、決して起こさせない」という明確な判断基準を決めており、二度目の発生時に、その原因の芽を摘むための仕組み化を最優先で推進すると決めているそうです。
また、高いパフォーマンスを求めるなら、まず頭の中にある思考、雑念、懸念事項のすべてを書き出し、混乱の元凶を外に出しつくす必要があること。
書き出すことで脳内のカオスに体系と秩序がもたらされ、すぐに処理すべきこと、捨てるべきものがふるい分けられる。
更に頭の中が言語化によって秩序化され、研ぎ澄まされれば、行動にも大きな変化が訪れる。
規格外さんは、この日記習慣を30年以上続けてきており、思考を可視化し、秩序を与え、方向性を定める習慣によって、推進力と駆動力を得たそうです。
また、日記を単なる記録ではなく、「発見の場」「実験の場」として捉えること。
日常の断片を新しい視点で捉え直し、納得のいく言葉に昇華できたとき、日記を書いた本人が既に別の世界へと踏み出している。
退屈に見える日常も「新しい目」で捉えなおせば、発見と驚きに満ちた宝庫に変えられるそうです。
好奇心をアンテナのように張り巡らせ、疑問や驚き、感動をキャッチし続けることこそが、行動の源泉になる。
また、日々の気付きを記録し、文章を書く習慣が、日常の刺激に鈍感になることを防ぎ、より強い「?」や「!」を求める強力な内発的エネルギーに転換されるそうです。
言葉に力を宿すには、日々の営みを濃く積み重ね、人生そのものの密度を高めるほかはない。
魂のこもった言葉を紡ぐことこそが、自己の価値と影響力を最大化する道であると規格外さんは結論付けています。
③人生は、「立てた問い」の方向に向かってしか進まない
規格外さんが長年にわたり、「年齢を重ねるにつれて、人生で一番幸せといえる状態になるにはどうすればよいか」という問を問い続けてきたそうです。
一方、「どうすれば金が儲かるか」「家族仲良く」という部分最適の問いをど真ん中に置くと、全体最適である「幸せ」を壊してしまう可能性があると規格外さんは感じているそうです。
従って、「時間が経つほどに幸せになる」という抽象度の高い問いを定めることで、遠大な最上位目標をどれほど長く、明確に、力強く握り続けることで、人生の成功に繋がると感じているそうです。
また、掲げている目標の2倍、10倍という「現状の殻を破る目標」を寝ても覚めても思い続ける状態。
強烈な欲求と、実現を阻む高い壁を前にしたとき、脳内で「どうすれば到達できるか?」「こうすれば届くのではないか」という自問自答がかつてない頻度と強度で繰り返される。
規格外さんは、人間の想像力や発想力は、切実な問いに対して何としてでも解を導き出す力を持っている。
一方、多くの人はそこまで思考の密度が高まらない。
つまりは「立てた目標に対する執着」が弱いからに他ならない。
要するに「目標設定がすべてに先んじる」絶対に手にしたいという渇望がなければ、どれだけ有能なノウハウや方法論を学んだところで、知的娯楽の域を超えられない。
行動に移す情熱が湧かず、その他大勢から抜け出せない。
どれほど高い目標であっても強烈な臨場感があれば、やり方はその後に見つかる。
また、生まれ変わりたいなら、高い目標を掲げ、それを公言すること。
自分の目標は自分に100倍の重みで記憶されるが、他人の記憶は100分の1程度。
どうせ誰も自分のことなど気にしていないのだから、大きな目標を堂々と掲げ、公言し、その緊張感とプレッシャーを味方にして、全力で打ち手を仕掛ければいいそうです。
また、キャリア形成において重要なのは、「どこへ向かいたいのか」という強い思いを持つことで、やり方についてはいったん脇に置き、人と出会い、対話を重ね、直感や感性を研ぎ澄ます。
「この人の背中を追いかけたい」「こんな風になりたい」と心が震える存在に出会った瞬間こそが、キャリア形成における真の出発点となるそうです。
言葉はただの音ではない。
口にした瞬間、それは思考に入り込み、意識の舵を切り、やがて行動に反映される。
つまり言葉が運命を導く水先案内人となる。
たとえば「ぶち抜くぞ」と言葉を放ち続ける人は、そのエネルギーが自らを鼓舞し、行動を決め、周囲に影響を与える。
いつしか現実が言葉に追いつき、まさに「ぶち抜けた」存在へと変貌していく。
従って、言葉は単なる表現手段ではなく、意識と身体を操る最強のレバーだそうです。
また、自らにかけてきた「動けない」という呪いを、「動く」という言葉で上書きする。
この変革を加速させるには、「ちいさなことを先送りしない」というルールを徹底すること。
「着想は一晩寝かせると色あせる。
思いついたら即、着手」というルールを徹底し、「明日やろう」などの先送りの言葉を辞書から削除する。
この本が良いと聞いたら即座に注文し、会いたい人が頭に浮かんだらその場でメッセージを送る。
こうした小さな「前倒し」を幾度も積み重ねることで、「前倒し体質」になっていく。
また、規格外さんの考えで面白いのが、最低限の余裕を前倒しで生み出せばイージー・モードでプレイできるのが人生という名のゲーム。
時間やお金に余裕がなくなり、常に何かに追われる感覚を持つとIQが体感で20ほども下がる。
IQが大幅に下がるとは、冷静な判断力を失うことを意味する。
この負の連鎖に巻き込まれぬために確保した精神的、経済的な余剰は複利の力を借りて、あらゆる機会を可能性に変える。
この初期投資こそが、未来の人生の方向性を決めるほどの力を持つ。
5年後のあなたが今の貴方に対して「あのとき、よく挑戦した」と懐かしく振り返るのか、「なぜ動かなかったのか」と悔やむのか、今の貴方の選択肢が決めることになると記述しています。
また、投資の世界では、先んじて得た「含み益」がある者だけ「待てる」ようになる。
先行して「余裕」という名の時間的、経済的、精神的な含み益を獲得できた者だけが、突発的な事態が生じても平穏な精神を保ち、ピンチをチャンスに変えていく。
追い込まれて行う意思決定は、常に最悪の結果を招く。
そうならないために、人生はすべて前倒しで取り組む必要がある。
出遅れたあと、その差を取り戻す労力は先行して行う場合の数倍ないし十倍にも及ぶ。
逆に先行した人間の元には、人や機械、経験や情報、お金が複利的に集まり、急加速していく。
こうして両者の間には、筆舌に尽くしがたい決定的な差が生じることとなる。
更に40歳を過ぎたら、「できないことはできない」と素直に認め、過去の経験の中で、「成果を出せ、かつ継続できた分野」にリソースをすべて投入する。
人生の中盤戦以降は、選択と集中の一点突破こそが、努力をレバレッジさせる最も確実性の高い戦略なんだそうです。
この一点突破の真の目的はそこで培った深い専門性を過去の混沌期に拾った一見無関係な経験とかけ合わせ、交点に生まれるニッチな独占領域こそが、40代以降の競争を終わらせるブルーオーシャンになるそうです。
この長期的な視点で幸せに近づこうとするならば、探索期を経た上での「一点集中」がどうしても必要となる。
規格外さんにとってのそれは、「日記による言語化と、それを通して実現される変化・変容」というテーマであり、「幸福探求の旅路」そのものであったそうです。
また、助走もなく大きな勝負に挑むものは、勢いがつかぬまま壁にぶつかり、心が折れてしまう。
そんな時に、大きな勝ちを一度で狙うのではなく、小さくていい、だが確実に勝てる勝利をつかみ取りに行く。
その勝ちを三度積み重ねることによって勢いが生まれ、その余勢を駆ってさらなる高みに跳躍できるようになる。
また、「コントロールできることに集中し、コントロールできないことに悩まない。」
たとえば、人とのつながりを大切にし、それを広げ、深めていくこと。
あるいは自らの知識や経験、能力を高めるために時間やエネルギーを投じる。
つまり「良い結果をもたらすであろう習慣」へとシフトする努力は、自分の手にゆだねられた数少ないコントロール領域といえる。
大切なのは「自身で何とかできること」にのみ焦点を合わせる姿勢。
世の中には、自分の力や意思ではどうにもならないことがあまりに多く、外部環境に右往左往させられず、目の前の「自分ができること」を一つ一つ積み上げていくしかない。
更に、エネルギーはため込むものではなく、出し尽くすもの。
人生やビジネスは最初の一歩、二歩は重たく、誰もが抵抗を感じ、心が折れそうになるが、その段階を越え、渦のような流れを生み出すことができれば、そこから先は自分でも驚くほどの加速度で物事が進み始める。
努力が努力を呼び、成果が成果を呼び、引力が新たな人や資源を巻き込んでいく。
この流れが起きた時、人は「自分の人生でありながら、自分の力を越えた力に動かされている」感覚を味わう。
エネルギーは使えば使うほど増幅し、節約しようと握りしめるほど萎んでいく。
この法則はエネルギーだけにとどまらず、お金、人間関係、情報にも及ぶと規格外さんは考えており、多くの人がお金をため込もうとするが、惜しみなく適切な場所に流す者が大きな富を築くことになること。
人から紹介を受けるだけで自分は自分は誰も紹介しない態度を取り続ければ、つながりは細くなる一方、得た出会いを惜しみなくつなぎ、循環させる人のもとには、驚くほど豊かなご縁が流れ込む。
情報も孤立した場所ではなく、流れの中心に立ち、他者に惜しみなくシェアし続ける人のところに集まる。
エネルギーもお金も人も情報も、すべて出し惜しみせず、流し、散ずることで、その循環の中で勢いが生まれ、やがて止めようとしても止まらぬほどの「流れ」が形成されることになるそうです。
④発想を変える
規格外さんの見方としては、「時間でお金を買う」のか「お金で時間を買う」のかを考える際、時間を切り売りしてお金を得ようとする人は、永遠に時間の奴隷となる。
一方、お金を使って可処分時間を増やす人は、余剰時間を新たな価値創出にあて、より大きな成果を生み出し、さらに時間を増やす上昇軌道になると考えているそうです。
また、無敵とは強い人のことではなく、敵のいない人のことを「無敵」という。
つまり、敵対関係を避け、自分に行為を持ってくれる広大な中間地帯を作り上げることが真の無敵であること。
読書とは、他人の知性を一時的に借り、自分の脳内で再構築して独自の判断軸を作る行為であること。
人生を劇的に変える出会いとは、しばしば「一見無駄に見える縁」から生まれ、あまり効率を優先すると、飛躍やイノベーションの芽を摘み取ってしまうこととなること。
また、人生やビジネスの醍醐味は、不確実性の中にあり、うまくいくかどうか分からない中で、試行錯誤し、創意工夫を重ねる。
そうして少しずつヒットが出るようになり、やがて長打が生まれ、タイミングが嚙み合えば特大なホームランすら飛び出す。
つまり努力と実力と運の絶妙なバランスこそが、人に「生きていて楽しい」と感じさせる革新的な要素といえる。
⑤成果を出す
規格外さんが本の最初に書いていた内容、「仕事」とは、一度やれば永続的に勝ちを生み出し続ける営みで、今日の労力が明日にも10年後にも富や勝ちを生み、良い影響を及ぼし続けるストック化される行為。
例えばビジネスの仕組みを設計し、形にしたり、デジタル化して外部に公開する記録など。
対して「作業」は、その場限りで消えていくもの。
規格外さんは、日々の行動の、可能な限り多くの割合を「仕事」に当てたいと考えており、仕事に時間を投じれば、積み上げのために投じた努力が雪だるまのように蓄積され、将来をどんどん楽しく、そして楽にしてくれるそうです。
更に、誰にも真似できない特技や実績は、その人を一瞬で「こういう人物だ」と認知させる強力なタグとなる。
そのためには自分が勝てる土俵を見つけ、その一点にリソースを集中させて抜きんでるしかない。
その成果や特徴を自分を象徴するタグとして、他者からの認知を得る。
ひとたび目印を確立すれば、人生は格段に行きやすくなり、ビジネスも展開しやすくなる。
選んだ土俵で目印を立てること、それを起点に認知されることが、社会で生き抜く必須条件となるそうです。
また、ビジネスで成果を上げるには「この世は分業制」という現実を腹底から理解する必要があること。
分業構造を理解していない人ほど、何でも自分でやろうとするし、器用貧乏の沼にはまる。
あなたが行うべきは千分の一、万分の一の極小ニーズを的確にとらえ、課題を解決するソリューションを磨き上げ、正しく課金することで、経済的困窮とは縁がなくなるそうです。
さらに、何かに没頭し、周囲を巻き込んで活動している人を見ると、その人が魂を震わせていると感じるからと規格外さんは捉えているそうです。
自分が心の底から震え、理由を語れる人の言葉には力が宿る。
興奮の熱量は確実に伝播し、相手の魂をも揺さぶる。
その揺れこそが購買へとつながる原動力になる。
従って、規格外さんが考える商売の本質は「自分が震えていることを伝え、相手を震わせる」ところにあるそうです。
また、大切なのは目の前の人に尽くすことで、小さな歯車を回せない者に、大きな歯車は回せない。
日常生活とビジネスは完全に地続きであり、普段から「相手の役に立とう」という小さな実践を重ねている人だからこそ、仕事の場でも自然にその姿勢を貫けるそうです。
何かを極めるためには、地味で単調な基礎を積み重ねることが不可欠であること。
最も重要なのは、まずは基礎を身体に覚えこませ、血肉となって初めて、応用は自由自在に花開くそうです。
更に仕事で大切なのは、安定して成果を出せる「型(必勝フォーマット)」を構築する事。
才能や一時のひらめきに頼らず、再現可能な仕組を自らの手で生み出すこと。
地道に仮説と検証を繰り返し、型を作り、型を破ることを繰り返せば、必ず圧倒的成果を出せる領域にたどり着けるそうです。
特別な才能に憧れるのではなく、反復の力を信じること、そしてその型作り、型破り、型作りの循環を何度も繰り返すことが、規格外さんにとっての仕事の定義なんだそうです。
更に何度も述べているように「完勝できる戦域を見極め、そこに資源を一点集中で投下する」
そして一度勝利を収めたのち、最優先すべきは、成果を上げられた領域を盤石化することなんだそうです。
⑥言語の選択発信こそ最強の人生&ビジネス戦略である
外の世界に向けて発信する際に、どんな言葉を使うかで、集まる人の層は劇的に変わるんだそうです。
抽象度の高い概念や日常会話で使われない語彙を意図的に織り交ぜると、そうした言葉に敏感に反応し、喜びを感じる言語性知能の高い人が自然と集まってくるそうです。
使う言葉を帰れば、関わる人が変わる。
関わる人が変われば、人生も変わる。
この勘所が分かると、人生もビジネスも楽に、楽しく、求める結果を手に入れられるようになるそうです。
また、学んだことを言語化し、他者に伝える。
伝えようとして理解の浅さに気づく。
改めて学び直して理解を深める。
再び伝え、さらに気づきが生まれる。
この循環を繰り返すうちに、物事の理解は多面的、かつ立体的になり、どの角度からも問われても応えられる力がついていくそうです。
更に表層的な金や肩書といった「何を持っているか」「何をしているか」にとらわれず、目指すべき人が「どんな存在であるか」「どんな存在で有ろうとしているか」という「あり方」に強く惹かれることで、理想と現実のギャップを生める力が自然と湧き出てくるそうです。
⑦所感
規格外さんが、読書と日記、そして何よりどんな人間になりたいのかを突き詰めてきた人生であることはよくわかりました。
また、投資や仕事の考え方についても、納得できる点が多いですね。
ということで、この本の内容を理解し、自らの糧になれば、凄い力になると感じました。
良かったら、書籍をお読みください。
