本日は、五藤万晶さん著作 エベレスト出版社出版「コンサルタントのための”キラーコンテンツ”で稼ぐ法」を紹介します。
五藤万晶さんの本は、過去以下の本を読んだことがあり、改めてコンサルテイングとは何かを勉強してみようと思い、手に取りました。
「売れるコンサルタントになるための営業術」を読んで | すがわら あつし (ironman1977.com)
目次
【第1章】キラーコンテンツこそ、コンサルタント最強の武器
【第2章】一流コンサルタントになるための、テーマ設定の原理原則
【第3章】絶対にやってはならない、5つの間違い
【第4章】独自のキラーコンテンツの作り方
【第5章】キラーコンテンツをもっと輝かせる販売実務
【第6章】一流コンサルタントになって大きく飛躍する
①キラーコンテンツとは何か
「売れているコンサルタント」と聞いて、どのようなイメージを持つか。
五藤さんが多くのコンサルタントの方々をプロデユースしてきて、とくに重視してきたこと。
それは、「その人の独自のウリは何か」ということだそうです。
この独自の強み、「キラーコンテンツ」は10年以上会社の現場や第1線で活躍してきた方なら、必ずと言っていいほどキラーコンテンツ作りは可能なんだそうです。
そのためには「自分自身の経験やノウハウを、独自の手法として体系化する」ということだそうです。
その一つの事例として、五藤さんは、ある通信販売のノウハウをキラーコンテンツとして売り出した通信販売業界の新聞記者の例を事例に挙げています。
その方の講演での説明が下手であろうと、「カネの匂い」が感じられる内容で、多くの事例を話して「こうすれあうまくいく」ということを真摯にそして体当たりで話をしたことでコンサルタントとして大成功したんだそうです。
ちなみに、そのコンサル内容は「資金500万円、6か月で貴社に通信事業部を立ち上げる」といったキャッチコピーだったそうです。
尚、この500万円の中にはコンサルテイングフィーも含まれていたそうで、明快な料金設定も経営者の心をとらえたそうです。
月1回2時間の訪問で10万円。
6か月で60万円。
残りの440万円を上手に使いながら、通販事業を立上、初年度1億円、2年度2億円、3年目5億円といった売上を実現していったそうです。
更に五藤さんは、この方の出版を手伝い、通販立ち上げ実務マニュアルを作り、更に書店店頭での販売は3割程度、大半は経営者に直接ダイレクトメールで案内して買っていただくスタイルを取ったことで、予想を上回る部数の販売と、高効率でコンサルテイングに結び付き、結果その方の年収は1億円以上になったそうです。
このことから、コンサルタントを目指しているなら、最も重要なのは、自分だけの「キラーコンテンツ」を持つことと、売れていくための正しい手順をしっかりと踏んでいくことだそうです。
②一流コンサルタントになるための、テーマ設定の原理原則
自分が教えるテーマにこれといった強みがなく、どれか当たらないかと網を広げていないか?
本当に専門性を高めているか。
五藤さんは、独自性がカギだといいます。
つまり「その人からでなければ教えてもらえない」ということ、
コンサルタントの仕事の本質は、「新たに生み出したもの、独自の方法として体系化したもの、自分が発案した効果的なノウハウを教えること」がポイントとなる。
そのために、「経営者向け」に絞ることが考えやすいと言います。
「社長のための、〇〇〇のやり方」といった表現の書き換えて考えてみるということ。
更に後ろに戦略という言葉をつける。
「社長のための営業戦略。
「社長のためのマーケテイング戦略」
など、立派な経営者向けのテーマに見えてくるそうです。
この勉強したり学んだことを組み立てるのではなく、期待されるテーマやイメージを先に作り、それに足りない部分を埋めるやり方が大事なんだそうです。
更に大きなお金が絡むテーマ
「会社全体の売り上げに影響する」
「表面的ではなく構造的に変わる」
「事業部全体に影響する」
これらのことが何を表しているかというと、経営者としてのパーソナルなものを除けば、後はすべて、「会社全体に相当影響すること」ということが分かります。
重要なことは、コンサルテイングのテーマを自分がやってきたことに必ず絡めながら、経営者との接点を見出すこと。
自分自身が体験しながら、ノウハウとして積み重ねてきたものを経営者向けに変換する事こそ、貴方だけのキラーコンテンツを作り出す最も現実的かつ早い方法なんだそうです。
③キラーコンテンツをもっと輝かせる販売実務
なんにでも対応できるように、間口を出来るだけ広げて受注を狙うのではなく、自らのコンサルテイングを企画・パッケージングして売っていくことこそ、飛躍する。その理由として以下を挙げています。
1.モノ化できるため、パンフレットやネットなどで売りやすくなる
2.パッケージ自体が「企画・提案」のため、説明自体が販売促進になる
3.コンサルテイングを、相手に「見せられる」ことによる強烈な説得力
4.コンサルテイングに、論理的な説得力と品質が宿る
5.多数のコンサルテイングの同時進行が可能になる
更に、本人のウェブサイトにキラーコンテンツを設定して、その内容をしっかりと体系化することが大事だそうです。
コンサルテイングにおける主義主張、指導法や考え、実施内容、開催するセミナーや雑誌への寄稿内容、書籍といったことに一貫性を持たせる必要があり、それ相応の準備と腹に 据わった考えが必要なんだそうです。
尚、ある営業コンサルタントの方は「法人開拓コンサルテイング」をテーマに設定し、2か月間にわたって体系化をじっくり行い、コンサルテイングブックを完成させたそうです。
更に、ウエブの内容も法人開拓コンサルテイングに一本化し、見事な一貫性を宿ったサイトに生まれ変わったそうです。
その結果、いきなり2件のコンサルテイング契約が舞い込んできたそうです。
自分が発信するあらゆるコンテンツは、「経営者から見られている」という視点を忘れないことが重要なんだそうです。
④自分の所感
まずは、キラーコンテンツを作ってみよう。
これが私が始める最初となりそうです。
今の会社の仕事は十分に満足している。
しかし、私個人として世の中で通用するのか。
これは確かめてみたい課題ではあります。
幸い、仕事の成果は営業の立場で挙げて来た自負はあります。
これを経営者向け、組織向けに作成してみようかと思います。