本日は、井上新八さん著作、サンクチュアリ出版発行「時間のデザイン」を紹介します。
井上新八さんは、前書「続ける思考」を読んだときに、こんなにも仕事と多くの趣味を両立出来る人がいるんだと感動しました。
「続ける思考」を読んで-「毎日やる!」 | すがわら あつし
その後も、この方のXの投稿を見て、毎日投稿される本の感想やら映画の感想、そして1年に一度の写真展に行ったりと、井上さんの習慣や読んでいる本を自分自身も勉強してみたいと思うようになりました。
今日は、2冊目の本「時間のデザイン」を紹介します。
目次
1章 時間をデザインするために習慣化する 朝のルーテイーンとフレキシブルな午後
2章 時間を生み出すために早くやる 鬼速でやる
3章 時間を活かすためにたくさんやる 圧倒的に数をこなす
4章 時間を充実させるためになんでもやる 無駄なことをとことんやる
①フリーランスとして生きることとは
井上さんはブックデザイナーという仕事をしており、多い時で年間200冊の本をデザインするそうです。
また、人を雇ったりせず、全部自分でやっているそうです。
この本のデザインとは、
①依頼のメールが来て仕事を受けるかどうかの判断をし、条件交渉。
②OKなら打ち合わせの日程を決める、スケジュール調整。
③仕事の内容確認と記録、編集者と打ち合わせ、ターゲットとデザインの方向性の確認。
④資料や原稿を読んで内容を確認。デザインの資料を集める。デザイン案を作ってみる。
⑤イラストラフが届いたらデザインを再調整する。本にどんな紙を使うか、加工をどうするか考える。校正をする。入稿用のデータを作成する。
⑥完成した本が届いたら請求書を発想、お金を管理。
これを年間200回だそうです。
また、ひとりで仕事をしているから誰にも頼れない。
いつでもはじめられる=いつまでもはじめられない。
いつでも休憩できる=いつでもさぼれる。
好きなタイミングで終業=終わりが分からず、いつまでも働いてしまう
仕事は減らしたくない!
そのうえで、映画も見たい、漫画も読みたい、ゲームもしたい、飲みにも行きたい。
やりたいこともいっぱいある。
これを達成するために、活用したのが「習慣」の力。
それは、「おいでよ、どうぶつの森」というゲームにて、毎日ゲームをスタートさせ、水やりをし、挨拶をする。
これを9年間毎日繰り返すことにより、ゲームをやった後に日記を書くと決め、そのあと仕事が始まるというルーチーンを作ったそうです。
この習慣化をする、当たり前のマインドを意図的に作ることで、仕事をはじめることに対して「やる気」が必要なくなったそうです。
むしろ「やる気」なんかはじめから「ない」と考えて、すべて「勝手にはじまる」ようにする。
「なに」を「いつ」「どのくらい」やるかルールを設定する。
ルールを決めて作った「小さな習慣」をつなぎ合わせていく。
この習慣化させるために簡単なことでも2~3週間かかることから、大事なことを井上さんは挙げています。
それは
コツ1「毎日やる」特例を作ることなく「週7日やる」
また、コツ2できるだけひとつの習慣を「小さく」設定する。
次にコツ3やることを「セットにする」とにかく習慣は、ふたつでひとつ「ニコイチ」で考える。
コツ4「いつやるかをしっかり決める」具体的になにかの前にやるのか、なにかのあとによあるのか。徹底的に細かく「いつやる」か決める。
コツ5「記録をつける。行動したら記録する。こうした記録を「コレクション」として楽しむ。
習慣を可視化して集めていくことで、だんだんそれが趣味の一種になっていく。
コツ6「つなげて連鎖させる」いくつかの連鎖を作り、自分なりのルーテイーンにしていく。
それを毎日繰り返し、自分なりの一日の流れを作っていく。
なお、井上さんは、午前のうちに一日のうちにやらなきゃいけないことは全部、終わらせると決めているそうです。
そして午後はもう一日、別の一日と思って生きているそうです。
また、一日をイメージするために「昨日の答え合わせ」をするそうです。
それから「今日やりたいことを書く」そうです。
②時間を生み出すために早くやる
どんな小さな作業も残さず「すべてその場でやりつくす」を基本理念にしたら「仕事が貯まりすぎる」「処理しきれない」「どうしよう」という混乱もなくなった。
すぐやることが圧倒的な「時短」につながる。
アイデアを求められたり、なにか提案が必要だと感じたときも、その場で内容を考えてすぐに返信する。
締め切りも必ず前倒しする。
まず自分で2週間と締め切りを立て、次の日から取り掛かる。そして1週間以内には回答する。
このなんでも前倒し、すぐにやることが時間を生み出すそうです。
③時間を活かすためにたくさんやる
生み出した時間で仕事の質を上げる。
質を高めて仕事を増やす。
途絶えさせない。
そのためにとにかく「たくさん」やるようにしている。
物凄く数を作っている。
実は暇なときはめちゃ仕事がこなくて暇。
一方、仕事が軌道に乗ってきたら仕事がめちゃ忙しい状態になる。
この2択ならまだやばいくらい忙しい方がいい。
井上さんのやっているブックデザインとは、「本を売るため」のお手伝いをする仕事。
そして井上さんのデザインした本のうち、ヒットした本がたくさんある。
では売れる本にするための法則とは何か。
そんなものは存在せず、時代と共に流行もスタイルも移り変わっていく。
ただ、売れる本のデザインをするために、井上さんがやっている一つのこと。
それは圧倒的に数をこなしていること。
圧倒的に沢山バッターボックスに立ち、ヒット率より、ヒット数を増やしていくこれこそが凡人にとって最大の生き残り戦略なんだそうです。
また、仕事が少なくても数は打てる。
ひとつの仕事に対してたくさんの案を出すんだそうです。
④時間を充実させるためになんでもやる
時間を作るのは、「なんでもやってみる」「なんでも試してみる」たけ。
好き嫌い、やりたいやりたくないをあまりなにも考えずに、とりあえずなんでもなんとなくやってみる。
そして自分に合えば続け方を考えて続けるし、会わないことは自然にやめている。
また、まずは「やります!」と言ってみる。
頼まれたらまずやってみる。
頼まれる前にやる。
頼む前に自分でやってみるんだそうです。
⑤私の所感
時間をある程度会社に拘束されるサラリーマンと自分の時間を最大限活用し、兎に角成果を出し続けるフリーランス。
私はこの本を読んで、そんなことを感じました。
とはいえ、仕事もやりたいことも全部どん欲に取り込んでいこうとする井上さんの生き方。
毎日のXを見ていても、その活動範囲、アウトプット量はずぬけています。
また、量で勝負する方向性も好感が持てます。
私は、まだあと10年はサラリーマンを続けると思うので、井上さんの生活を完全に取り入れられる状況にはならないにせよ、フリーランスとしての心構え、毎日の時間の使い方には、凄く共感、勉強になるところが多かったです。
まずは、仕事を始めるときの前日の振り返りと今日やりたいことの記載から始めてみますかね。
