私にとって、アフリカは、ガーナ、ケニアについで3か国目のタンザニアに今週一週間滞在しています。
今日は、初めてのタンザニア ダルエスサラムに居て感じたことをお伝えしていきます。
➀タンザニア ダルエスサラム市-内陸国を繋ぐ東アフリカの貿易の要衝
タンザニアは、ケニア、モザンビークなどに隣接する東アフリカの一部です。
タンザニア国内に6000万人近くの人が住んでいますが、特にインド洋に面しており、内陸国となるコンゴ民主共和国、マラウイ、ザンビア、ルワンダ、ブルンジ、ジンバブエ、ウガンダにも繋がる貿易港 ダルエスサラム市があります。
実は、東アフリカの主要港としては、ケニアのモンバサ、そしてタンザニアのダルエスサラムの2港となり、ここから、貨物が内陸部に運ばれていきます。
特にアフリカの人口が爆発的に増加する中、今後、ダニエスサラムの重要性も、飛躍的に増していくと言われています。
尚、ダニエスサラムには、現在アフリカの都市で5番目に多い600万人が住んでおり、2018年の国連推計によると、2035年には、人口が1300万人を超えると予想されているようです。
ちなみに、アフリカ上位4つのメガシテイは、エジプト カイロ、ナイジェリア ラゴス、ケニア ナイロビ、南アフリカ ヨハネスブルグだそうです。
また、ダニエスサラムの歴史は、元々1860年代にザンジバル・スルタン国(オマーン国アラブ人王朝)により、市の建設が始まり、ドイツが統治した時代に首都となったこと。
その後、イギリスの植民地となった後、1965年にザンジバルと合併し、タンザニア連邦共和国として独立した際、1971年まで首都だったそうです。
尚、人口は、引き続き2075年に7000万人超、2100年には、7000万人超の大都市になるそうです。
②地元で強いオマーン/インド系企業+様々な多国籍企業の進出
元々、アラブ オマーン系、またインド系の人々の力が強く、今でも経済で重要なポジションにいる他、建設関連では、中国、インド、トルコ系の企業が入ってきているようですね。
上のように、市内には、高いビルも立っており、大都市になりつつあるのが分かります。
嬉しかったのは、TOYOTA,そしてDAIKINの看板、店舗もあり、市内は、日本の中古車が半分以上(7割?)走っています。Be Forwardなどで有名になった日本から中古車の直販事業などが盛んであることも理解しました。
アフリカでも支持される日本車、タンザニアは「日本車だらけ」だった=中国 (2021年12月9日) – エキサイトニュース (excite.co.jp)
更に、ダイキンはBaridi Baridiという企業を通じて、空調設備のサブスク事業の展開を図っているそうです。
アフリカにおける省エネエアコンのサブスクを通じた環境負荷低減を紹介するWEB動画を特設サイトで公開 | ニュースリリース | ダイキン工業株式会社 (daikin.co.jp)
といっても、タンザニアの電化率は40%、地方では10%程度だそうですが、ここでも日本の方が経営しているWasshaという会社が、電気受給設備をサブスクで販売する事業を展開しているそうです。
アフリカで急拡大する電力サービスWASSHA(ワッシャ)って何!? | WASSHA Inc. (wantedly.com)
また、現時点では、人々が急速に豊かになる高度経済成長の過程に入っているとはまだ目に見えて分からないものの、ダニエスサラーム最大のショッピングモール(Mimani City)には、パナソニックやソニーなどもお店は出していました。
③タンザニアの現地食-ピラフ、魚が美味しい!
味の素の現地駐在員の方が、ほぼ3食現地食を食べて、味の素の調味料に合う料理を探すのに習い、会食以外は、全て現地食にしてみました。
そんな中で、やはり海、川に面しているためか、魚のグリル(Samaki Choma)
(275) QUICK SAMAKI CHOMA (GRILLED FISH)TANZANIAN STYLE 🇹🇿 #AfricanKitchen – YouTube)
煮つけ(Makange-トマト煮)
(275) Fish Makange Recipe Anyone Can Cook – How To Cook Fish Makange – YouTube、
Sato
(275) KENYAN FISH STEW | SAMAKI SATO | Quick, Easy and Tasty Tilapia Fish Recipe – YouTube
のような料理が美味しいですね。
魚の種類は、Chandu(クロダイ?)、Tilapia(テイラピア)、King Fish(ぶり系)などがレストランにはありました。
肉は鳥、牛、マトンなごがありましたが、頼んだビーフシチューの肉は水牛でしょうね。
また、現地の方は、Pilau(ピラフ?、
East African Pilau – Kenyan pilau – Chef Lola’s Kitchen (cheflolaskitchen.com)、
Biriyani(ビリヤニ)なども好んで食べるようです。
あとは、アボガドのでかいものはヨーロッパに輸出されるそうです。
④一大観光地-ザンジバル(欧州からも来るそう)
ザンジバルは、海が綺麗で、今や欧州からの一大観光地として有名だそうで、ダニエスサラムからも、船で1時間半、飛行機で20分で行けるそうです。(今回は泣く泣く?諦めました)
⑤タンザニア人は人が良い!
兎に角街に出ると、色々と話しかけてきたり、人懐っこさを感じ、東南アジアで言うと、フィリピンのイメージ感を持ちました。
タンザニアの方々と沢山対話出来たわけではありませんが、ダルエスサラム市内中心とはいえ、治安面ですこぶる緊迫感を持つことも無かったですし、この街が発展することは間違いないでしょう。
その力で、タンザニアがこれから発展することもお祈りしています。